夜空を見上げたとき、私たちはどれだけの「広がり」を見ているのだろう?
この問いに、イリス、ゼロナ、ネイヴの3人が科学的な視点から迫ります。


現在、観測可能な宇宙の直径は約930億光年とされています。
光が1年で進む距離──つまり“1光年”──の930億倍です。



ひゃ〜、それって、時速100キロで走ったら……何兆年かかるんだろ!?
光の速さって毎秒地球7周半だよね? スケールがバグってる〜!



その“広さ”は、私たちが直接観測できる限界を示すにすぎない。
その外側にも、まだ見えていない領域が広がっている可能性は高い。



ちなみに、銀河系には約2000億個の恒星があり、
そうした銀河が宇宙全体にはおよそ2兆個以上存在すると推定されています。



2兆個って! 星の数だけお願い事しても一生終わらないよね……!





数の果てにあるのは、単なる距離ではなく、
私たちの“問い”そのものかもしれない。


🪐 数字で見る宇宙のスケール
項目 | 規模感 |
---|---|
宇宙の“観測可能な”直径 | 約930億光年 |
銀河の数(推定) | 約2兆個 |
銀河1つに含まれる恒星数 | 約2000億個 |
🔍 まとめ



“広さ”を知ることは、“どこにいるのか”を知る第一歩です。
次は、宇宙がどのように始まったのか、見ていきましょう。
🔭 次回予告
「宇宙の“始まり”って、どうやってわかったの?」
次回は、ビッグバンと宇宙の年齢に迫ります。
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